緑が丘教室 火曜日の英亮先生ー制作会社の撮影
2021-01-20
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(奥沢・自由が丘・緑が丘・石川台)ピアノ教室
からご覧いただけます♪
目黒区 緑が丘教室 火曜日にピアノ指導をさせていただいている英亮です。
新年あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
前回のコラムで少しだけアニメの話題に触れましたが、
数ヶ月前に僕もアニメの仕事の末端に関わらせて頂く機会がありました。
当然のことですが、直接アニメ制作に直結する作画などではなく、
ピアノ演奏によって、です。
それも演奏そのものを使われるのではなく、
演奏している手や腕の動きを録画してその映像の上から作画をして(受け売りなため
ほとんど理解できていませんが)よりリアル感を出す為のモデルとして使って頂きました。
知り合いからの紹介でお受けしましたが、ドラマなどで使われる手タレ以上に
隙間産業であることを感じました。
作品自体のストーリーはピアノが主軸というわけではないようですが(ここも詳しくは理解できていません)、
このように細部までこだわるプロ意識は素晴らしいなと感じました。
少しお話を聞くと、ネットなどで「ピアノ警察」と呼ばれる方々がいるらしく、
作中のピアノシーンに対する経験者の方からのご指摘があるらしいです。
高校時代の同級生がアニメに出てくるチェロの弦の本数が違っていたと言っていたことがありますが、
それと似たようなことかと思いました。
勤務しているピアノ教室が比較的スペース的に余裕があるため、
そこで制作会社の方に撮影をして頂きました。
かの超有名曲の中盤までと聞いていたので
とりあえずしゃかりきになって練習していたのですが、
実際はその中からも3カットぐらいということでトータルで10小節分ぐらいだったため、
ホッとしたというか拍子抜けしたというか、複雑な感情でもありました…………
3つのアングルで撮って頂きました。
①演奏会のようにピアノの高音部の方からカメラを向けて鍵盤全体を映す
②ピアノの譜面台の上に三脚を乗せて真上から鍵盤を映す
③黒鍵を真横からズームして接写
この中で②が意外にも難しく、三脚の高さからでは
鍵盤を覆う方の蓋が邪魔になってしまうため急遽外してみるとスッキリと映すことができました。
より広いスタジオで装置もあるならば、もっと高いところからカメラを設置して
映すという方法もあるかと思います。
そして僕が少し楽しみにしているのは③で、
この超有名曲ならではのカットです。
しかも1音のために。かの超有名曲の跳躍のシーンで、
その1音のためにその場面を5回ぐらいは撮りました。
意識するとミスタッチをしてしまい、カメラにはその狙ったひとつの黒鍵しか映っていないので
ミスしているのは火を見るより明らか、というお恥ずかしいテイクを連発しました。

ちなみにこのアニメは今年の4月から公開されるらしく、
まだ情報は解禁になっておらず何も聞かされてはいませんが、また告知したいなと思っています。
なかなか奇想天外なシーンのようです。
これまでにCMと映画の現場でピアノを使った仕事はしたことがあったので、
今回のアニメの仕事は個人的にはより一歩進んだ手応えはありました、感触として。
次はドラマか再現VTRらへんまで進めたら感無量です。

1月の体験レッスン可能日
1月26日の火曜日16時から可能です。
●英亮先生のプロフィール
桐朋子供のための音楽教室出身。
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業、同研究科修了、その後、
同大学声楽部会嘱託演奏員を務める。
青少年のためのスペイン音楽ピアノコンクールグランプリ、
日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、日本アンサンブルコンクール2台ピアノ部門入選、
スペイン国際音楽コンクール最優秀賞。
2006年3月、バルセロナにてアリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラーボ(モンポウ夫人)の
両女史のレッスンを受ける。
これまでにピアノを市毛景子、木村徹、上原由記音、若林顕の各氏に師事、
室内楽を斎木隆、佐野恭一の両氏に師事。現在、後進の指導の傍ら、
器楽、声楽、合唱の伴奏などで活動中。
DPICエンターテイメント所属アーティスト。
CD[リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」全曲]をリリース。
目黒区 緑が丘教室 英亮先生の紹介
(奥沢・自由が丘・緑が丘・石川台)ピアノ教室
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目黒区 緑が丘教室 火曜日にピアノ指導をさせていただいている英亮です。
新年あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
前回のコラムで少しだけアニメの話題に触れましたが、
数ヶ月前に僕もアニメの仕事の末端に関わらせて頂く機会がありました。
当然のことですが、直接アニメ制作に直結する作画などではなく、
ピアノ演奏によって、です。
それも演奏そのものを使われるのではなく、
演奏している手や腕の動きを録画してその映像の上から作画をして(受け売りなため
ほとんど理解できていませんが)よりリアル感を出す為のモデルとして使って頂きました。
知り合いからの紹介でお受けしましたが、ドラマなどで使われる手タレ以上に
隙間産業であることを感じました。
作品自体のストーリーはピアノが主軸というわけではないようですが(ここも詳しくは理解できていません)、
このように細部までこだわるプロ意識は素晴らしいなと感じました。
少しお話を聞くと、ネットなどで「ピアノ警察」と呼ばれる方々がいるらしく、
作中のピアノシーンに対する経験者の方からのご指摘があるらしいです。
高校時代の同級生がアニメに出てくるチェロの弦の本数が違っていたと言っていたことがありますが、
それと似たようなことかと思いました。
勤務しているピアノ教室が比較的スペース的に余裕があるため、
そこで制作会社の方に撮影をして頂きました。
かの超有名曲の中盤までと聞いていたので
とりあえずしゃかりきになって練習していたのですが、
実際はその中からも3カットぐらいということでトータルで10小節分ぐらいだったため、
ホッとしたというか拍子抜けしたというか、複雑な感情でもありました…………
3つのアングルで撮って頂きました。
①演奏会のようにピアノの高音部の方からカメラを向けて鍵盤全体を映す
②ピアノの譜面台の上に三脚を乗せて真上から鍵盤を映す
③黒鍵を真横からズームして接写
この中で②が意外にも難しく、三脚の高さからでは
鍵盤を覆う方の蓋が邪魔になってしまうため急遽外してみるとスッキリと映すことができました。
より広いスタジオで装置もあるならば、もっと高いところからカメラを設置して
映すという方法もあるかと思います。
そして僕が少し楽しみにしているのは③で、
この超有名曲ならではのカットです。
しかも1音のために。かの超有名曲の跳躍のシーンで、
その1音のためにその場面を5回ぐらいは撮りました。
意識するとミスタッチをしてしまい、カメラにはその狙ったひとつの黒鍵しか映っていないので
ミスしているのは火を見るより明らか、というお恥ずかしいテイクを連発しました。

ちなみにこのアニメは今年の4月から公開されるらしく、
まだ情報は解禁になっておらず何も聞かされてはいませんが、また告知したいなと思っています。
なかなか奇想天外なシーンのようです。
これまでにCMと映画の現場でピアノを使った仕事はしたことがあったので、
今回のアニメの仕事は個人的にはより一歩進んだ手応えはありました、感触として。
次はドラマか再現VTRらへんまで進めたら感無量です。

1月の体験レッスン可能日
1月26日の火曜日16時から可能です。
●英亮先生のプロフィール
桐朋子供のための音楽教室出身。
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業、同研究科修了、その後、
同大学声楽部会嘱託演奏員を務める。
青少年のためのスペイン音楽ピアノコンクールグランプリ、
日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、日本アンサンブルコンクール2台ピアノ部門入選、
スペイン国際音楽コンクール最優秀賞。
2006年3月、バルセロナにてアリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラーボ(モンポウ夫人)の
両女史のレッスンを受ける。
これまでにピアノを市毛景子、木村徹、上原由記音、若林顕の各氏に師事、
室内楽を斎木隆、佐野恭一の両氏に師事。現在、後進の指導の傍ら、
器楽、声楽、合唱の伴奏などで活動中。
DPICエンターテイメント所属アーティスト。
CD[リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」全曲]をリリース。
目黒区 緑が丘教室 英亮先生の紹介